本書では、一世紀以上も前にメンデルが「どうして子どもが親に似るのか」というだれもがもつ疑問から、性質を親から子どもへ伝える遺伝物質の存在を予見して、それがDNAであることが明らかにされた道のりに焦点をあてて、イラストを豊富に使ってわかりやすく説明した。
目次
- 第1章 遺伝学のあけぼの
- 第2章 染色体が遺伝子を運ぶ
- 第3章 遺伝子も物質である
- 第4章 遺伝子は自分のコピーをつくることができる
- 第5章 遺伝子はこうはたらく
- 第6章 遺伝子は変わる
- 第7章 性も遺伝で決まる
- 第8章 遺伝子の変化が病気を起こす
- 第9章 遺伝子の変化が生物を進化させる
- 第10章 遺伝子をあやつる